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2017年介護事業経営実態調査結果

 
 皆様、こんにちは。

大幅に遅れていた2017年介護事業経営実態調査結果がようやく
出ました。

結果は、前回調査で平均収支差が7.8%だったものが、今回の
調査では3.3%と大幅に低下しました。

  介護報酬改定に大きな影響を及ぼす介護事業経営実態

  調査結果をどのように分析し、2018年4月からの新報酬に反映 されるのか注目されるところです。

  関係資料をご案内しますのでどうぞ、法人の経営会議などの
  ディスカッションの材料として活用いただければ幸いです。
  ⇒http://mf.jiho.jp/servlet/mf/related/pdf/1226849079394.pdf

11月22日 来年の報酬改定対応と人材確保・定着の人事戦略

2018年介護報酬改定への対応と人材確保・定着促進の人事戦略

~「介護人材危機」を克服した成功した事例に学ぶ~

【開催日時】 11月22日(水) 13:30~16:30    受付 13:15~

【場所】 新宿区産業会館(BIZ新宿)新宿区西新宿6丁目
     8番2号  地下鉄 西新宿駅 徒歩5分   

【定員】  16名 (定員なり次第締め切り)  

【料金】   4320円/1事業所(1事業所2名まで)

【主催】  社会保険労務士法人 ヒューマンスキル
      コンサルティング

   こんなお悩みを解決します!

●2018年度 法改正の主な内容と報酬改定の方向性ついて早目に知っておきたい。
●「ニッポン総活躍プラン」と介護職員処遇改善加算の行方はどうなるのか
●新制度・新加算情報(自立支援型介護・介護ロボット・外国人雇用拡大)の準備を始めたい
●自社のキャリアパスが処遇改善加算の要件を満たしているのか不安
●人材の採用・定着・育成について、他社の先進事例を知りたい
●「人事評価制度・賃金制度」について見直しを図りたい(他社の事例を知りたい)

セミナーの内容

●本格的に始まった介護給付費分科会における2018年報酬改定の論点と論議を解説
●2018年法改正に向けたサービス毎の改正論点と報酬改定の行方
●多くの法人が利用者確保より人材確保が事業経営の最優先課題
●介護事業における評価制度の目的とメリット(人材の確保と定着にどうつながるのか)
●応募多数で定着のいい法人と離職者が相次ぎ疲弊する法人の違い
●介護事業所で評価制度を効果的に活用するためのポイント(好事例紹介)

セミナーご参加のお申し込みは
お問い合わせ

「当たり前」など一つもない

「当たり前」など一つもない 
>
鈴木 秀子

> (国際コミュニオン学会名誉会長)
>
> ※『致知』2016年7月号【最新号】
> ※連載「人生を照らす言葉」P108
>
> ───────────────────
>
> 私たちは日常生活の中で
> 目の前の損得や、
> 将来の不安、
> 恐れなどにばかり意識を向け、
> 一方で無事に日常生活を送っている、
> そのこと自体は「当たり前」と
> 見過ごしてしまいがちです。
>
> 百のうち九十九よいことがあっても、
> 一つ悪いことがあると、
> そちらに焦点を合わせてしまうのが
> 人間の性なのかもしれません。
>
> 「一日の王」とは、
> それとは反対に、
> 日常生活のよいことに
> 意識を向け続ける生き方です。
>
> 一つの方法として、
> 朝起きた時に
>
> 「きょう一日、
> よいものに焦点を当てよう」
>
> と決意します。
>
> 嫌な出来事が起きても
> 怒りや恐れの感情を
> 露わにすることをせず、
> 意識してよいことを
> 見つける訓練をするのです。
>
> 「きょうもまた命を与えられている」
>
> 「体が動く」
>
> 「家族が無事でいる」。
>
> ただ、それだけでも、
> どれほどありがたいことでしょうか。
>
> 通勤電車が動いている、
> 働く会社がある、
> 会社に行けば仲間が待っていてくれる、
> 毎月給料をいただける、
> 朝昼晩の食事を
> 美味しくいただくことができる……。
>
> 「一日の王」になることは、
> 目の前に当たり前のように
> 繰り広げられる出来事一つひとつに
> 丁寧に目を留めて、味わうことです。
>
>
> ※「当たり前」のことなど何もない。
> 日常のすべては
> 奇跡の連続だと教えられる
> お話ですね。
>
> 鈴木さんはこの連載は、
> ともすれば見落としがちな
> 大切な人生の真理を
> 教えられます。
>

介護事業者が陥りやすい、人事評価の5つの問題点 その1



介護事業者が陥りやすい、人事評価の5つの問題点  


その1:評価は出来る職員とダメな職員を分ける事ではない


職員相互を比べて評価するのではなく、多くの職員が

成長できる評価制度にすることが重要です。いつも優秀な

職員が良い評価で、そうでない職員がそのままでは

「人を育てる」評価制度とは言えません。

評価では、職員が行うべき「努力を具体的に」示すこと

が大切です。上司が部下にこう言ったとします。

「もっと仕事を効率的にしてもらわないと困るよ」。

すると部下は「わかりました、そうします。ところで

効率的に仕事をするってどうすればいいですか」と

聞き返してきました。この時の回答として「明日使う

予定の用具を今日中に準備して・・・」といったもので

あれば、効率的に行うコツがわかるわけです。どうすれば

良い結果がでるのか、そのコツを着眼点として明確に記載し、

そのコツ、つまり努力をしたかどうかを評価する仕組みと

すれば、それは結果そのものではなく、「良い結果を生むで

あろう行動と努力」を明確にすることにより、職員の成長が

期待出来ます。つまり、評価制度で諦める職員をつくらない、

なかなか良い結果を生み出せない職員が「出来る職員」

に育つ仕組みを評価制度に盛り込むことが大切なのです。

「スギコー感謝の集い」に参加させていただきました。



みなさん、こんにちは!

先週の土曜日には、東京杉並区で訪問介護

通所介護、保育事業を展開されている

「スギコー株式会社」様の「感謝の集い」

にお招きいただき出席させていただきました。

当日は、雨天で、また肌寒い陽気でしたが

会場は200名以上の職員さんと、本当に

たくさんのご利用者の方やご家族の方で

埋め尽くされ、日ごろのスギコー様の活動を

象徴するような素晴らしい会でした。

特に圧巻は、職員全員の歌と踊りで、

最後ステージを飾るにふさわしい、また

スギコー様の会社らしさが弾けるような

一幕でした。

とにかく、みなさんが、ご利用者の方に

最大限の配慮と気遣いを忘れず、そして

なにより自分自身も楽しんでいらっしゃった

ことに、深く感銘いたしました。

私自身も本当に楽しませて頂きました。

今後、私も微力ながら、いろいろご支援を

させていただくことに感謝です。

本当にありがとうございました。



キャリアパス導入研修@茨城県社協



皆さんこんにちは!

さて、9月~10月にかけて、茨城県の社会福祉協議会様の主催にて「キャリアパス導入・再構築研修」を3日間15時間にわたり講師を務めさせていただきました。

導入研修では、今後キャリアパスを導入していく事業者を中心にお集まりいただき、またその後の再構築研修では、既に導入しているものの制度設計や制度運用などに課題を抱えている事業の方々にお集まりいただきました。

研修の中では、私がほごろ実務で経験している内容をコンパクトにまとめさせていただき、皆様が出来るだけ職場で活かしていただけるようにテキストや資料にも、弊社の知見・ノウハウを可能な限り公開させていただきました。

皆様におけれましては、是非とも、キャリアパス制度の「本質」をご理解いただき、職場で活かして頂ければと思います。

尚、同様の内容のセミナーは、弊社主催で毎月のように東京新宿にて開催しておりますので御興味のある方はまた、のぞきに来てください。

お待ちしております。

人事制度を整備することによるメリットとは

人事制度を整備することによるメリット
 

 みなさん、こんにちは!
社会保険労務法人 ヒューマンスキルコンサルティング
代表の林です。

今日のテーマは引き続き「人事制度(キャリアパス)」です。

今日は、まず、人事評価制度を中核とした人事制度を

整備することで、法人全体にどのようなメリットが

生まれるのでしょうか、というシンプルな疑問にお応え

することから始めたいと思います。

過去に多くの介護事業所に人事制度・キャリアパスの

導入支援をお手伝いさせて頂いて実感する代表的な

ものを挙げてみます。
 
(1)人事制度の整備により、公平な人事処遇
     (昇格、昇給など)が可能となる。

(2)職員の自分の人事処遇への納得感が高まる。

   人事制度における重要なキーワードは
   なんでしょうか。私は「透明性」と「納得感」
   であると考えます。評価である限り、良い評価
   とそうでない評価に分かれます。ただ、どちらに
   しても、職員がその評価に納得できているか
   どうかがとても重要なのです。
   なぜなら、それが、次のステップへ向かおう
   とする前向きなモチベーションにつながるもの
   だからです。

(3)法人への信頼感が高まり、帰属意識が高まる。

(4)仕事に集中する環境が出来、「達成感」や
   モチベーションにつながる。

(5)採用時に人事制度を説明する事により、
   信頼できる法人であることをアピールできる。

(6)人材不足の時代に求人活動がしやすくなり、
   人材の確保が出来る。


 特に(5)(6)は最近の状況をみていますと、
 採用における「他社との差別化」として、効果が
 顕著なようです。
 各社の採用パンフレットにキャリアパスシステムを
 応募者にも、わかりやすく表現することがポイント
 のようです。

以上のように、人事制度の整備は「人材の確保と育成」に

つながる効果が期待できるものです。

それでは、その効果を発揮させるために必要な評価制度構築に

向けた考え方、評価制度の設計、さらには運用について

次回のメルマガからお伝えしていきたいと思います。

介護業界における人事評価制度とは

 特に最近の介護事業者様への支援内容を見ると、

処遇改善加算取得にキャリアパス要件が規定されたことから、

人事評価に関する相談が増えており、評価に関する制度面、

運用面に課題を抱えている事業所が、非常に多いことを実感

します。

ご参考までに人事評価に関する相談内容の一例を下記に紹介
いたします。

【経営者・管理者の方から】

 ・外部コンサルタントにお願いし、人事評価は作ったけれど・・・一般企業と
同じ評価内容になっているので、介護の職場にはなんとなく
しっくりこない。
・人事評価自体に信頼感がない
・人事評価が「給与を決める為の手段」という認識で評価の
 ための評価になっている。社員のヤル気やモチベーションを
 促進するものにはなっていない
・マイナス評価に該当する職員が本当はいた筈なのに、ほとんど
 マイナス評価は出ず、プラス評価の職員と現状維持職員ばかり
 になり、「横一線」から抜け出せない

【職員からの意見】

一方で、下記は職員側から見て現行実施している人事評価に
対し、どのように思っているかをヒアリングしたものです。
(社会福祉法人の職員に実施)
 
  ・頑張っても怠けていても同じ評価はおかしいのではないか
  ・自分の仕事が公平・公正に評価され給与に反映されて
   いないのではないか。
  ・評価の中身をおしえてほしい。
  ・いくら頑張っても認めてもらえないのでは。
  ・人を育成する仕組みになっていない
  ・評価のための評価になっていて意味がない、時間の無駄。

ところで、人事評価制度を導入する目的とは、いったい何でしょうか?経営者からは、処遇(給与)を決める為の物差し、処遇改善加算のキャリアパス要件を満たすため、達成感と働きがいのある職場を作る為、などの御意見をよく伺います。

もちろん、それらは大切な要素ではありますが、その先にある最終的な目的は「人材の確保と育成」にあると筆者は考えます。

特に介護業界においては、人材の「質」と「量」で、事業運営の全てが決まってしまう、といっても過言ではないほど重要な課題です。

法人幹部の方々には、まず、人事評価制度導入の目的を法人内で
共有していただきたいと思います。

なぜなら、それにより評価内容、方法、ツールのあり方など、
評価制度の中身が大きく変わってくるからです。
例えば「職員の優秀層の選抜」を目的に行う人事評価制度と、
「人材育成」を目的に行う人事評価では、その評価内容・方法は
大きく変わってくるはずです。経営陣、管理者層の方々は、
今一度、この視点で現状の評価制度を振り返ってみて頂きたいと
思います。

一方で、職員の目線から見てみると、自分の仕事に良し悪しの
判定基準が存在するのであれば、具体的に提示してほしいと
思うでしょう。少なくとも行っている職務は正しく認めてほしいし、
仮にそれが「未達」と判断される場合においても、客観的な
根拠に基づく指摘を受けたいものです。

さらに、今後どのような仕事の仕方や、技術、知識を身に
つければ良いのかを知り、習得の機会を得てそれが出来るように
なりたい。そして職務能力が向上し、期待される役割が上がって
いくに伴い、処遇も上がっていってほしい。

こうした職員の思いに応えるのが、「人を育てる」人事評価制度
なのです。

仕事を通じた人材育成


仕事で求めれられる能力について、社員が理解しやすい

形で提示されていますか?

社員個々人は、自分の能力水準が現在の仕事において

求めれる水準に比べてその段階にあるのか理解していますか?

ここで重要なのはその書き方。網羅的で硬い文章では

使いにくい。シンプルだけど具体的な事例が豊富なもの

にしたいものです。

そして本当に大事な部分がわかりやすい書き方が大切です。

人事評価では、その評価項目として、社員が行うべき「努力を

具体的に」示すことが大切です。

上司が部下にこう言ったとします。

「もっと仕事を効率的にしてもらわないと困るよ」。

すると部下は「わかりました、そうします。ところで

効率的に仕事をするってどうすればいいですか」と

聞き返してきました。この時の回答として「明日使う予定

の・・・」といったものであれば、効率的に行うコツが

わかるわけです。

どうすれば良い結果がでるのか、そのコツを着眼点として

明確に記載し、そのコツ、つまり努力をしたかどうかを

評価する仕組みとすれば、それは結果そのものではなく、

「良い結果を生むであろう行動と努力」を明確にすることに

より、職員の成長が期待出来ます。

つまり、評価制度で諦める職員をつくらない、なかなか良い

結果を生み出せない職員が「出来る職員」に育つ仕組みを

評価制度に盛り込むことが大切なのです。

国の考える人材確保政策の枠組みを理解する

 9月26日、福祉人材確保専門委員会において、

「介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの
 実現に向けて」

 という報告書がまとめられましたね。

 国の考える人材確保政策の枠組みを理解する、という意味に
 おいて、重要な意味を持つ資料だと思います。

 ご関心をお持ちの方は是非、早めに目を通される
 ことをおススメします。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000178746.pdf

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