日々のこと

映画「ケアニン」

みなさん、こんにちは。

実は昨日 映画「ケアニン」を見ました。

(「ケアニン」とは「ケアを行う人」という意味)


この映画はある新人介護福祉士が初めて

介護現場で働き、専門職として成長する姿

を描いた映画です。



多くの方が最後は、映画終了後も涙で席を

離れられなくなるほどの感動の名画でした。

ぜひ、皆様も一度ご覧になることをお勧めいたします。

確か、上映は8月4日までだと思いますのでお早めに

さて、映画の中身ですが、多くの感動シーンが

あった中で、私が特に印象的だったのは、登場人物の

デーサービス社長の言葉で

「俺は介護という言葉や、地域包括ケアなどという

 言葉がなくなればいいと思う。

そんな特別な言葉を使わなくても、人はだれでも

 年をとる、この当たり前のことに皆が向き合い

 自然に助け合う、この気持ちをもてるように

 なればいいんだ」と熱い想いを新人介護士に

 語ったシーンでした。


 題材となったこの施設では「介護するひと」「介護

 される人」といった関係は存在しません。一緒に

 生きる人として存在しています。心が通い 命が

 輝く瞬間がそこにあります。認知症になっても

 障害があっても、子供であっても「人」です。

 互いに尊敬の念があって、初めて「人と人」としての

 人間関係が成立しているのです。


 今回の映画の中で、介護の面白さやたまらなさを伝えて

 いる一面、介護を仕事とした人が一度は通る道を

 描いているようなシーンが多くありました。

 今、介護の職場に疲弊している人も、介護の仕事を

 しようと思った初心、前向きな気持ちを思い出すことが

 出来るような、そんな映画だと思います。

 是非、お勧めです!!

新年あけましておめでとうございます。

少し遅れた新年の挨拶になってしまいました。

今年は、いろいろな意味で「潮目」が大きく変わる

節目の年になりそうですね。日本も、世界も

そして、我々介護業界の取り巻く環境においても・・・

でも、最近は毎年、大なり小なり 時代の変化は

押し寄せてきます。

大事なことは、いろんな情報に躍らせれて、一番大事な

「志」「信念」を見失わないこと。「ぶれない」こと。

そのためには、どんな準備が必要か・・・

まわりの環境がどう変化しようと、

「常に冷静に判断できる」自分を保つこと・・

そのためには、変化の潮流を早めに

キャッチし、自分の「志」や「目標」への影響を

考えてみること。つまり、一歩先を考えることで

「余裕」がもてる自分にしておくこと。

これが変化に動じず、冷静な判断をするための

コツではないだろうか。これからの時代には、

とても大切なことのように思う。

そして、日々の積み重ねで、自らの人間力を

高めていくこと。毎日の「心構え」を大切にしたい。

そして、最も大切にしたいのは「感謝」のこころ。

最近つくづく、この心の大切さを実感するように

なった自分がいる。

この人間としての「原点」である「こころ」を

いつも忘れないでいたい。

新年の念頭にあたり、自分にしっかりと言い聞かせたい

ことを、敢えて、今回はブログに書かせていただきました。

年末に、お客様から弊社に頂いたメッセージカード

「感謝の気持ちをこめて」。今年一年、いつも

この気持ちを忘れないでいたい。

「大輔が遺したメッセージ」   

みなさん、こんにちは!!

さて、今日はとても不思議で、また感動的な

実話を皆さんにお伝えしたいと思います。

皆さんもご記憶でしょうか、数年前、都内の

マンションで高校生がエレベーターの扉に挟まれ

死亡した事故を。

その時の、犠牲者「大輔さん」のお話です。

「大輔が遺したメッセージ」
  
  福嶋正信(東京都立小山台高校野球部監督)

忘れもしない、あの事故が起こったのは、私が野球班(部)

監督として東京都立小山台高校に赴任し、2年ほど

経った2006年6月3日のことでした。

「福嶋先生、夏の大会も一か月に迫ったので新しいバット

を買いに行きたいのですが、大輔も連れていっていいですか?」

市川大輔は、当時2年生唯一のレギュラー。

派手さはないけれど、何事にもコツコツと一所懸命に取り組む、

誰からも信頼される選手でした。

私は、「いいぞ、大輔も先輩といっしょに行ってこいよ」と、

練習が終わった後に、子供たちを近くのスポーツ店に

送り出したのです。

しかし、それが大輔との今生の別れになるとは、

夢にも思いませんでした。

皆で購入したバットを手に帰宅の途に就いた大輔は、

自宅マンションに設置されていたシンドラー社製の

エレベーターに挟まれる事故に遭い、帰らぬ人となったのです。


大輔は手にバットを握り締めたまま亡くなっていたといいます。

あの時、大輔を買いに行かせなかったなら……。事故後、

私も生徒たちも、大輔のことが悔しくて、悲しくて、

大粒の涙が止めどなく溢れ、練習することさえまま

なりませんでした。

そんな私たちに、再び前を向いて一歩を踏み出す力を

与えてくれたのが、大輔のお母さんから届いた、

「皆さん、悲しい顔で練習をしていたら大輔が泣きます。

だから笑顔で練習してくださいね」というお手紙。

そして大輔が野球日誌に書き残した次のような

言葉の数々でした。

「当たり前のことを当たり前にやる。でもそれが難しい」

「一分一秒を悔いのないように生きる。精いっぱい生きる」

「エブリ デイ マイ ラスト」

泣いていてはいけない、大輔のためにも笑顔で

プレーしよう、毎日を精いっぱい生き、絶対に甲子園

にいこう  。小山台は都内有数の進学校で、練習スペース

も時間も限られており、甲子園はおろか上位進出さえ

難しいのが現実でしたが、大輔の事故をきっかけにして、

チームとしての絆が深まり、必死に練習に励むように

なったのです。

そのような「大輔のために」という私たちの思いが、

天国の大輔に届いたのでしょうか。



事故から4か月後に行われた千葉経大附高との試合中、

ベンチに座っていると一匹の赤トンボが私の膝に止まり、

じっと動こうとしません。私はハッとして、

思わず「大輔か?」と手を伸ばすと、赤トンボは私の指に

しっかり止まったのでした。

さらに指から離れていった赤トンボに

「おい、大輔!」

と呼び掛けると、またぴゅーっとベンチに舞い戻ってくる。

その瞬間、私も選手たちも涙が溢れて止まらなくなりました。

奇しくも大輔が最初に活躍してレギュラーを勝ち取ったのが

この千葉経大附高のグラウンド。大輔は赤トンボに姿を変え、

私たちのもとに戻ってきたのです。

「大輔は生きている。私たちと一緒に戦ってくれている」

やがて、何事にも一所懸命取り組み決して手を抜かない、

大輔が教えてくれた生き方は、小山台野球班の伝統精神として

根づき、目に見える結果として表れるようになっていきました。

・  ・  ・  ・  ・

そんな最中の2014年1月に、嬉しい知らせが私たちの

もとに飛び込んできます。これまでの実績、

他校や地域によい影響を与えてきたことなどを考慮して

選ばれる春の選抜高等学校野球大会(甲子園)の出場枠

「二十一世紀枠」に、小山台が都立として初選出されたのです。

万全の準備をして迎えた甲子園の初舞台でしたが、

結果は初戦敗退という厳しいものでした。

しかし、その悔しさを胸に、二十一世紀枠出場校に

相応しい実力、品格を備えたチームになろうと改めて

皆で誓い合うことができました。

そして、そんな私たちを大輔は身近で見守ってくれていた

ようです。ある選手のお母さんが甲子園で着用した

ユニフォームを洗濯しようとポケットに手を入れてみると、

赤トンボの絵がびっしりと刺しゅうされたえんじ色の

布切れが出てきたのです。

しかも、関係者の誰一人として、その布切れのことを

知らないと言います。いまも真相は分かりませんが、

おそらく大輔はいてもたってもいられず、空から舞い

降りてきて私たちを応援してくれていたのでしょう。

大輔が亡くなってから早九年が経ちました。

しかし、小山台野球班の一人ひとりが一日一日を

精いっぱい生き、全力でプレーする姿を見せ続けていく限り

、大輔が遺した思い、メッセージは、永遠に人々の心の中に

生き続けていくはずです。そのためにも、私はこれからも

力の限りグラウンドに立ち続けます。
 
※月刊『致知』2016年4月号より

「生涯現役を目指す会」の開催報告

みなさん、こんにちは!

今日は、先日行われた

「生涯現役を目指す会」を

ご紹介させて頂きたいと

おもいます。

この会は、以前、このブログでもご紹介

させていただきましたが、その名の通り

「生涯現役」を目指して、日々邁進されて

いらっしゃる方々が集まる交流会となっています。

元々、社会教育家の田中真澄先生を敬愛する

方々が、先生の教えを実践しようと会が発足

されました。

活動は、隔月に行われる例会で、毎回メンバーからの

発表・報告を行い、それを皆で共有し

お互い同志として、それを支援していこう、という

場となっています。

あくまで有志の交流会

なので、会費などは一切無料(会場費の1000円

のみ)で、とても貴重な情報交換会となっております。

因みに、例会は奇数月第2水曜日18:30~20:30

場所は、東京千代田区で行っています。

このブログをお読みの方々で、御興味、ご関心がある方は

私が、幹事ををつとめさせて頂いておりますので、

お気軽に、ご一報を頂ければと思います。

改めまして、詳細の連絡をさせていただきます。

あけましておめでとうございます。

皆様 新年あけましておめでとうございます。

今年の東京の元旦は、とりわけ天候が穏やかで

とてていい元旦でしたね。

皆様は、どのようなお正月をお迎えでしょうか?

みなさまそれぞれに、今年への想いや決意を新たにした

方も多いのではないでしょうか。

昨年は我々介護業界でも「大きな変動」

が、まさに「始まった」年と言えそうですね。

ことしも2018年の改正に向けていろいろな動きが

加速しながら、発信され、そして次々に現実化

していくものと思います。

今年も昨年同様、皆様と一緒に考え、一緒に

行動を起こしていくことで、一緒に乗り切って

いくことができればと思います。

そして また「笑顔」で、来年の新年を迎えられたら

最高ですね。

それでは、今年もまた 宜しくお願い申し上げます。



島根大学で講師をしてきました。



みなさん、こんにちは!

今週は週前半が長野県(軽井沢)、週後半

が島根県(松江)と、週の大半を外出して

おりました。

 島根県では、島根大学にて「実例

中小企業経営論」を、学生に向けて

講義をさせていただきました。

学生のみなさん、今後に就職を控えた

2回生、3回生の方々が約80名

お集まり頂き、自分の体験を通じて

いろいろなことをお伝えいたしました。

大企業と中小企業の違いや、優れた経営を

行っている中小企業に関する実例を

ご紹介し、学生が就職先を選ぶ際

のポイントについて具体的にお伝える

ことで、一つでもミスマッチを減らす

ことが出来れば、という思いで講義

をさせていただきました。

学生のみなさんからは、多くの質問をお受けし

こちらが圧倒されるほどの熱心さに驚かされ

る場面もありました。(汗)

ふと、自分の学生時代を振りかえってみると

ここまで真剣に就職というものを考えて

いなかったと思いますね。

島根大学の学生さんの問題意識は素晴ら

しかったです。


今回は、なんとなく島根県に「ご縁」を感じ

ることが出来、また、近いうちに島根県に

お邪魔することもあるのではないかと

予感がしています。今後をお楽しみに

しております。

‘神在月‘の島根



皆さん、こんにちは!!


先週、島根県の出雲大社に

行ってきました。もちろん

始めてのことです。そもそも

島根県に足を踏み入れたのは

「初」でした。

今回の出張は、企業取材で、島根

県の優良な中小企業を、これから

就職先を探す学生さんに向けた

雑誌の取材です。

その取材の合間を縫って、出雲大社

にお参りに行って参りました。

 噂には聞いていましたが、神社

山道、神楽、何をとってもその

その「風格」に圧倒されました。

そして、10月は、全国の神様がここに

集まり「集会」をする時期で、全国の

神様は地元を留守にするから、地元では

「神無月」という言われるんですね。

何と、出雲大社には、各地の神様のお部屋まで

用意されていました・・・・(笑)。

出雲大社を後にする頃には、なんとなく

気持ちが「ハレバレ」した感じで、企業

取材に、また突入することが出来ました。

実は今週も、出雲への出張があり、今度は

島根大学で学生に向けた講義です。とても

楽しみにしています。

しれではまた。

初めての「出雲」に感動して・・・。

台湾からの留学生に講義をしてきました。



みなさん、こんにちは!

今週は、行事が目白押しで

ブログを更新することが出来ません

でした。(笑)

 その行事の中の一つに

「台湾からの留学生に向けて

 日本企業の人事管理論」

について講義をさせて

頂きました。

御出席いただきました受講生

は、これから日本企業に就職を

希望をする25名の方々です。

みなさん、かなり熱心に聴講

頂き、また多くの質問を

いただきました。日本の人事管理は

外国のそれと比較すると、かなり

特徴的な制度が多いので、それらを

具体例を交えて、わかりやすく

解説させていただきました。

最後には、受講生から、

「仕事」や「文化」を通じて

将来、日本と台湾の懸け橋に

なり活躍したい、といういう声も

聞かれ、とても頼もしく、また

みなさん大きな志を持たれて

いる様子が感じられ、私自身

とても、元気をもらえた時間

でした。

ありがとうございました。





「思うは招く」



みなさん、こんにちは!!

先週は 甲府にて

植松務氏の講演会を聞きに行ってきました。

会場は満員の500人で満席状態。

会場には小中学校の生徒が多く

講演テーマは

「想うは招く」。

開演前から熱気にあふれておりました。

ご存じの方もいらっしゃるかと

思いますが、

「どーせ無理」という言葉を

この世の中から

無くそう、という合言葉で

有名な公演なのです。

植松氏は言います、

「どーせ無理という言葉は

人間のもつ すべて可能性や夢を

消してしまう恐ろしい言葉」と。


この言葉を捨てて、それなら

こうしてみれば

という言葉に置き換えれば

世の中が変わるはずだと。


勉強というものは過去に起きた

または発見された事柄を学ぶもの。


教科書にないことをやりたいと

幼いころの植松氏は先生に訴えるものの

先生の答えは、いつも

「そんな夢みたいなことは無理」と

いつも先生から怒られたそうです。

でも先生は、いつも自分ではやっても

ないことを

最初から無理と決めつける、どうしても

当時の植松少年は納得のいかなかった。

そして、自分の夢を実現させるために

勉強を重ね、そしていろいろな人との出会い

があり、今は なんと 宇宙ロケットを

自らの工場で作るまでになっています。



この講演で、言葉のもつ影響力、そして

ちょっとだけ、言葉の使い方を変えることで

それが自分の意識を変え、それをやり続け、

諦めないことで、考えられえないほどの

大きな夢を成し遂げることができる。

そんなことを 改めまして考えさせられました。

「それならこうしてみたら」

これからも意識して使っていきたい

言葉ですね。

それでは。


サクラサク 2015



みなさん、こんにちは!!

今日は久しぶりにのんびりと

東京の桜をみながら、歩いて

通勤してみました。

東京・神楽坂にある自宅を

出て、すぐにある市谷の

川べりの満開の桜を眺めながら、

麹町をとおり、半蔵門から

三宅坂をくだり、国会議事堂

の前を通るという、最高の

サクラ道です。

今日は、いつも電車で20分

の通勤を、1時間かけて

のんびりと東京のサクラを

満喫させていただきました。

皆さんにも、写真で

シェアさせて頂きたい


と思います。

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