「教えない」教育とは

みなさん、こんにちは!!

皆さんは教えない教育について考えた

ころがありますか?

えっ、「教育=教えること」、というように

考えてしまう方も多いと思います。


でも、あえて教えないで、自分が今、

どうしたらいいのかを考えさせる

教育です。

ある著名な経営者の方の講演会にて

この「教えない教育」についての

「気づき」をいただきましたので

共有化させていただきたいと

思います。

「いままで学校で学んできたことを

使っていますか?

知識は使えて初めて意味がある。

なぜ、教わったことを活かせないのか?

そこをよく考えてみる必要があると思います。

 フィンランドではテストが無いのに勉強する。

 学生一人一人が、テストのため、という勉強は

 したことが無いらしい。

 なぜか。

 自分がどういう大人になりたいのか、

 将来、自分が何をしたのかが明確だからです。

 その目的を達成するために勉強するのです。

 つまりテストには関係なく、自分に身につけたい

 と思っているから、勉強する。

 
 例えば、子供が好きなゲームの攻略本。これは

 ある意味教科書より難しいことが書いてありますが

 本気で学びたいと思うから身につくのです。

 
 大切なのは、目的が明確であること。
 
 何のために働くのか。

 お金や数値もその一つかもしれない。でも

 それは本当の意味の「目的」ではなく、

 目先の目標です。


 例えば 自動車のセールスの人は、

「私の仕事は車の販売を通じてで豊かな社会

 を作りたい、そして地域の人たちを幸せにしたい。

 だから、良い車をたくさん売りたいんです。のように」


 自分で働く本当の意義や目的を考える。とても大切

 なことだと思います。

 それが、仕事への前向きな取り組み姿勢や仕事に向かう

 モチベーションになっているものと思います。

 ただ、現実には じっくり考えているだけでは、なかなか

 その「気づき」は得られません。

 自分で一所懸命、目の前の仕事に打ち込んでみる、

 そして壁をいくつも乗り越えることで、その仕事

 の意味や目的が分かってくるものだと思います。

 まずは、だから最低3年間はじっくりと腰をおつけて

 仕事に集中してみることがとても大切なのです。

 そして、それを考えるに、もう一つ、大切なこと。

 それは、「将来のありたい自分」を素直に、書き出して

 見ることです。そして、それに向かって、半年後、1年後

 3年後にはどうなっていたいのか。それを考えるだけでなく

 書き物にしてみることです。それにより、自分の「想い」

 や「目的」を自ら整理することが出来るのです。

 そして「気づき」が「確信」に変わってゆくものと

 思います。

 「教えない教育」による「成長」はこんなところに

 あるものだと思います。


 そして最後に 先ほどの経営者の方の会社の経営理念

 をお伝えさせていただきたいと思います。


 経営参画:スタッフ一人一人の自己実現が、

      経営の目指すべき場所。経営に参画し、

      変革を生み出す意志と行動をする。

プロ意識: 言葉にならないお客様の意識にお応えする。

エンパワーメント:仕事の守備範囲を決めない、直面する

      状況に応じて、自らが第一人者と自覚し、

      スピーディーな最高の決断をする。

さらには、「チャレンジマインド」「感動の共有」です。


何かのご参考になれば幸いです。




 


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