就業規則

消化できない有休を買い取ることが出来るか

  労基法では、有休休暇の買い上げは、原則認められていない 有給休暇の買い上げについては、「年次有給休暇の買い上げの予約をし、これに基づいて有給休暇の日数を減じるまたは請求された日数をあたえないことは、法第39条の違反である」(通達)とされていま…

「今週末で退職したい」という急な申し入れがあったときにどう対処すればいいのか?

1. 〇か月前に申し出る合意退職のルールを決める 多くのクリニックでは採用状況が厳しく、特に有資格者は短期間では候補者が見つからないケースもあります。スタッフの退職で、代わりのスタッフを採用したり、引継ぎが終わるまでは退職を待ってもらいたいというのが本音だ…

メンタル疾患のあるスタッフで、休職期間終了後も復帰できない場合解雇できるか

就業不能な状態であれば解雇は可能ですが、休職制度を運用すれば解雇ではなく退職の取り扱いにすると手続きがスムースです。 1.就業規則により休職制度の運用規定を明確にする 一般的に就業規則には退職の要件として「休職期間後、復職出来ない場合には退職とする」と定め…

プライベートを理由に残業を拒否するスタッフがいるがどのように対処したらいいのか

1.残業を命令するための要件 個々の労働条件(または就業規則)に、36協定の範囲内で残業を命じる旨の記載があれば、スタッフは原則として残業を拒否することはできません。 労働契約の際に、業務上の必要に応じて時間外労働を指示することを書面に定め、スタッフに説明…

遅刻してきたスタッフが、その分残業をしたので割増賃金を請求してきた。支払いは必要か?

結論から言うと、その日の労働時間が8時間を超えていなければ、時間外労働の扱いをする必要はなく、割増のない通常の給与を支払えば十分です。 1.法定労働時間の8時間を超えた時間が時間外労働 業務が法定労働時間の8時間を超える場合には割増賃金を支払う必要が有りま…

クリニック退職トラブル「辞めるときの有休大量消化」をどう対処する?

職員が退職するときに、素敵な職場では次のようなシーンが見られます。 《上司は、退職する職員が引き継ぎなどを終えたら、残している有給休暇を使ってゆっくりと休暇をとるよう職員に促進します。職員は、業務に支障がないように退職を早めに伝え、引き継ぎを終えてから休暇…

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