ケアマネの法定研修、2024年度から見直しへ 厚労省案 パブコメ実施中

厚生労働省は介護支援専門員の法定研修のカリキュラムを2024年度から見直す方向で検討を進めている。

先週末から、見直しの内容について国民に広く意見を求めるパブリックコメントを開始。今年11月中旬に告示、2024年4月1日から適用、との案を示した。これが実現すれば、今年度、来年度は現行のカリキュラムで運用されていくことになる。パブコメの募集は11月5日まで。


今回のカリキュラムの見直しは、社会情勢の変化でケアマネジャーに求められる役割・能力も変わってきたこと、昨今の制度改正・施策動向を反映させることなどが目的。実務研修、専門研修I・II、主任研修、主任更新研修など、ケアマネの一連の法定研修が対象となる。

厚労省は見直しのポイントとして告示案(概要)に、


○ 高齢者の権利擁護・意思決定に関する内容を充実させるため、対応する科目の時間数を増やす


○「ケアマネジメントの展開」の一部科目で、「適切なケアマネジメント手法」に関する内容を学べるよう科目名を変更する


○ 地域共生社会の実現に向けた内容を充実させるため、科目名を変更・追加する


○ 上記科目を追加しても全体の時間数が増えないよう、既存科目の時間配分を見直す


などを記載。これを2024年度から適用してはどうかと投げかけた。見直し後のカリキュラムの詳細は、告示後にアナウンスしていく方針だ。(介護ニュースより)

 

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