介護人事コンサル

介護事業所の人事制度を考える

みなさん。こんにちは!!

最近、介護事業者の方々から、

「そろそろキャリアパスや人事評価制度

を作ろうと考えているので、協力してほしい」


という御依頼が多くなってきました。

そんなご依頼を受けますと、最初に 私の方から

お尋ねさせていただくのは、キャリアパスや

人事評価を作る、その「目的」や「ゴール」

のイメージです。

と言いますのは、当たり前のことで

ですが、何事も「目的」や「ゴール」の

の具体的なイメージをもち、それに向けて

具体的な方法を検討していくことが最も

大切な事だと思うからです。

例えば、人事制度を作ることで、経営者として

会社や組織にどんな変化を期待したいのかを

頭の中の「映像」としてイメージすることです。

それを考えることによって、今度はそれを実現する

手段を考えて行く。

これは言い換えれば、現状の問題点や課題を具体化

していく作業でもあるのです。



例えば 人事制度の目的が、社員のクラス分け

や選抜、更には給与制度の構築であれば

それに従った制度設計となりますし、または

社員の行動規範や育成(実務能力と人間力)

が目的ならば、そのような人事評価項目に

なってきます。

 当たり前のようですが、開始するにあたり

この「目的」をトコトン考えてみることは

とても大切な事だと感じます。

特に人事制度や賃金制度等は、組織の根幹に

あたる制度であり。まさに事業の「経営」

そのものになるからです。

「そもそもなぜ今、人事評価が必要なのか」

「従業員に今最も必要な事は何か」

「わが社の組織風土の課題は何か」

「従業員の定着度は相対的にどうか」

「社員が求めているもの何か(本音)」

「給与水準は同業他社と比較してどうか」

 等々・・・

 
 わが社にとって、今本当に必要なものは何なのか、

 人事制度をつくることなのか、

 むしろ今必要な事は「制度」より、「いい組織の風土」

 や「組織のぬくもり」でなはいのか、等など


 いくつかの視点で、深く考えてみることで

 自分自身の目的に「気づく」こともあります。


 また、手を打つべく優先順位なども見えてきます。


 ご依頼を頂く事業者様と、そのことを一緒に

 考えてみることから、私の人事コンサルは

 始めさせて頂いております。


 取り留めのない文章にで恐縮です。

 皆様にとって、今日一日がより良い

 一日でありますように!!


他人を思いやる心を育てる

みなさん、こんにちは!!

毎日暑い日が続いていますが

お元気でお過ごしでしょうか?

さて、今日は、「糀屋本店」の女将

利妙峰さんの講演会から、

「他人を思いやる心を育てる」

のお話をご紹介したいと思います。

「塩糀」や「こうじ納豆」など、
麹で作った調味料を使った料理教室が人気を博し、
塩麹ブームの火付け役となった浅利妙峰さん。

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江戸時代より320年続く老舗

「糀屋本店」の女将を務める傍ら、

なんと5人の子ども(そのうち4人が年子)を
働きながら育てた“肝っ玉かあさん”でもあります。


 浅利妙峰(糀屋本店女将)※『致知』連載「致知読者の集い」
 より



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大切なのは、幼い頃から、
人を思いやる心、故郷や地域を思う心
などを育む教育ですね。


先般、福井県に講演に行った際にも、
そのことの重要さを改めて実感する出来事がありました。


福井県の偉人に明治維新で活躍した
橋本左内という人がいますが、
彼が15歳の時に書いた『啓発録』には、
自分を奮い立たせる5つの行動規範が挙げられています。


すなわち、


「稚心を去れ」
「気を振るえ」
「志を立てよ」
「学に勉めよ」
「交友を択べ」


の5つ。


そして、福井県内のほとんどの中学校では、
いまでも橋本左内の教えを守り、14歳になる2年生の時に
志を立てることの大切さを教える「立志式」を行っているといいます。


私が講演に伺ったのは、
保険のトップセールスをされている方々の勉強会でしたが、
その懇親会の席で、


「なぜ皆さんは保険の仕事を選ばれたのですか」


と聞いてみました。


すると皆から一様に返ってきたのが、


「人の役に立ちたいから」


という答えだったんですね。


実は福井県は学力とスポーツ、住みやすさでも
全国でトップクラスということですが、
そのすごさの秘密が分かった瞬間でした。


もう一つ、道徳心の大切さを教えるお話としては、
戦後の旧西ドイツの復興があります。


当時首相だったアデナウアーは、
自分の執務室に日本の『教育勅語』のドイツ語訳を掲げ、
皆にその精神を広めていたといいます。


『教育勅語』に書いてあることは、
親や祖先を大事にしましょう、
兄弟は仲良く、夫婦は仲睦まじく、
勉学に励み、広く世の中のために尽くす、
といったことですね。


一説には、『教育勅語』があったから、
西ドイツは日本よりも早く復興できたとも言われています。


私もまた、『教育勅語』に書いてあるように、
世のため人のために生きることこそ、
自分の命を輝かせて生きることなのだと、
子供が小さい頃から耳が痛くなるぐらいに伝えてきました。


自分のことだけでなく、“誰かの役に立ちたい”と自ら考え、
行動を起こせる習慣が子供の頃に身につけば、
実社会に出ても逞しく生きていくことができるはずです。


子供が将来どんな職業に就くかは分かりません。


ちょっとした思いやりで人間関係を良好にしていく。
自分のいる場をよりよくするために努力し、
最終的には世の中のため人のためになることを
進んで実践する人に育ってほしい。


そう願い私は子供たちに向き合ってきました。


そして何より子育てで気をつけないといけないのは、
母親が自分の子は必ずよい子に育つという
強い意志と確信を持つことです。


やっぱり私の子だから無理だとかダメだとか
言ってしまったらお終いです。


子供は親に掛けられた言葉どおりに育つのです。


だから、あなたはすごい、さすが私の子供やね、
といつも語り掛けてあげること。


高校生や中学生でも遅くはありません。


あんたは大器晩成なんだからって
言い続けてください(笑)。


そうすれば、必ず将来大きな花が咲きますから。


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いかがでしょうか。

これからの日本人にとって大切な心の教育

について、ご自身のご経験を踏まえ

とても分かりやすく、また示唆に富むお話

のように思います。

 これからの日本の教育で最も大切に

しなければならないこと。

それは

日本人が元来もっていると言われる

「利他のこころ」を大切にする教育です。


 これは教育の分野だけではなく

企業経営の分野でも、「利他の精神」を

企業理念として大切にできる企業が増えて


おりますし、また、そのような企業は

結果として、企業を取り巻く人たちから

応援され、事業としても発展しています。

 まさに、「強い」日本を築くための

精神的な支えとなるものであり、是非これからの

教育現場(学校だけではなく)で 積極的に

取り上げて頂き、我々日本人の価値観の中に

残していけることを願っています。


福祉人材の人間力向上研修

介護人材コンサルとして人事制度について考える

皆さん、こんにちは。

「日本で一番大切にしたい会社」の 

名著で有名な法政大学の坂本光司教授

の書かれた本の中に、こんな一節があります。


『人材問題は、確保、育成、

評価の三つに大別できる。

最も重要なのは評価である。

納得できる評価基準があれば

社員は放っておいても自己

研さんするし、さらにその

社員の主体的自己研さんの

努力と、成長している姿

を見た他社の社員や求職

者はそうした人が育つ職場

に集まっくる。

納得できる評価で重要な

ことは、評価の透明性、

公平性、そして愛情である』

( 「経営者の手帳」からの抜粋。)



人事評価とは、経営者の

理念や想いを社員に具体的

な行動で明確に伝え(透明性)

そしてそれを、公平に

処遇するプロセスを社員

に公開する。

それにより、社員は、経営者が

求めていることを理解でき、

自分に不足しているところが

有れば、自発的に自分を変えていくことで

成長していく。


そして、経営者として最も

大切な事は、社員一人一人の

成長を願う「愛情」を持つこと。

そしてそれが、日々の行動や判断で

実践できる事。


私が目指していきたい人材育成型

の人事評価とは、

このような人事評価制度です。

社員、経営者が共に成長し

「幸せ」を感じる事が出来る、

それを実現する手段として人事制度。

そんな制度の構築をめざし、

これからも、

自分自身の学びを深め

ていきながら、みなさまを

ご支援することが出来たら、

と思っております。

素晴らしい経営をされているデイサービスを紹介します。

みなさん、こんにちは!!


昨日はあるデイサービスさん

との打ち合わせでした。

 
この会社の社長は

とても素晴らしい

経営理念をお持ちで、

それを支える管理者の方にも

その理念が、気持ち

いいほど浸透している。


この社長の経営理念は

「会社とは、人を幸せに

する為の場所」と明快

に仰います。

そして、管理者の方々が

最も大切しているのは

「家族のような絆」です。

日頃、スタッフとの

コミュニケーションを

大切にし、従業員同士

「おもいやり」「感謝」

の気持を自然に表すことが

できている。

そのような環境で働ける

社員の方々は、お互いを

尊重し、そして自律し

時にはライバルとして

吸収し合う。


その結果として

ご利用者様の満足度は

とても高く、地域にも

愛され、稼働利率は90%

以上を確保している。

そして、ほとんど

離職される方は

いらっしゃらない。

まさに、正しい経営

をされてている経営者

には必ず結果が付いてくる、

このことを、改めて実感

することが出来、

そして、私自身にとっても

とても感動的な時間

でした。

まだ、多少、興奮気味です(笑)

皆さんにも、この興奮を

シェアしていただこうと

ブログでご紹介いたしました。





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