いま 現場のリーダーに伝えたいこと
今日は、日ごろ感じている
職場のリーダーの心の
在り方について
みなさんにお伝えさせて
頂きたいと思います。
リーダーは自分自身に「指を向ける」
私が初めて部下なるものを持ち、
その彼が部下がなかなか私が期待していた
仕事レベルに達せず、
嫌気がさしていた時。
私は上司につい、愚痴ってしまいました。
私:
「〇〇さん(上司)、何でこいつらこんな
簡単なことが分からないんですかね?
中学生でもできますよ、こんなことは。
僕には全く理解できないです(溜息)」
上司:
『(笑いながら)、気持ちは分かるが、
その考え方をしている限り、
部下を育てられる人間にはなれんぞ。
「何でこいつら出来ないんだろう?」
という質問を変えてみろ。
「何で俺、出来るんだろう?」
って自分の心に問いかけてみろよ。』
私:
「。。。。。。。」
上司:「誰だって初めから出来ていた
訳がない。
お前だって昔はできなかったはずだ。
でも、今は出来るようになっている。
それは、そこに至るまでにいくつもの
階段を上ってきたからだろう。
「何でこいつら出来ないんだ?」
の言葉を使っている限り、
その階段は見えてこないぞ。
でも、
「何で俺、出来るようになったんだろう?」
「部下は今、どこにいるんだろう?」
と考えれば、
成長ステップとしての相手の階段が見えてくる
んじゃないか?
だから、自分自身に対する質問を変えるんだよ。
確かにお前の部下達は、
育った環境や生きてきた環境が違う中、
お前より能力は低いかもしれない。
でも、そこを理解した上で、
どうやって部下の成長を支援できるかが
上司の役割だ。
我慢大会だが、お前も大きく成長する機会だ。
頑張れよ。」
いずれも10数年以上前に言われた
言葉ですが、
今でも私の心の支えになっています。
皆さんはどう思われますか?
何かのご参考になれば幸いです。
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