「報連相」の漏れや遅延をなくすには。
今回と次回は「報連相」についてです。
組織運営の生命線ともいえる「報連相」。
介護事業所においては、その重要性は
今更申し上げる必要もないと思います。
でもその重要性は、わかっているはずなのに
報連相の漏れや遅延によりヒヤリハット
やトラブル・事故は相変わらず多い。
それはなぜでしょうか。
その要因はいくつかありますが、以下順不同に
その要因と対応を整理してみます。
●そこまで重要(または緊急性が高い)とは
思わなかったケース
認識の違い、経験の違いからから発生する
自覚不足がその要因。介護事業所であれば
利用者の安全に関する事柄は、誰もが
第一にすることですが、それ以外のこと
になると、どれが緊急で重要性が高いのか、
法人や部門の方針、目標
によって異なってきます。
従って、日々の指導の中で、
優先順位の高い項目を伝え、
また報連相の漏れや遅延があれば、
適時、適切に指導を行う必要
があると思います。
●次の仕事に追われて、ついつい忘れてしまうケース
これは、本人の悪気気があったわけ
ではないがこれを防ぐには、
「その場でメモをとる」習慣が大切。
手のひらや甲をメモ帳代わりにして書いている
ケースもありますが、見た目も良くないし、
何より衛生管理上も疑問が残ります。
そこで小さな手帳や付箋を常の
持ち歩き、その場で書く習慣を身に付けたら
どうでしょうか。
他にもいくつかありますが、今日はここまでと
させて頂きます。
明日以降に、また続きを
書きたいと思います。