「良い会社に学ぶ」とは

みなさん、こんにちは!

いま私は、法政大学大学院の坂本光司教授の

研究室の活動として「良い会社」を視察に、

御邪魔しております。


先日、もある有名な会社を見学をさせていただきました。

経営者や社員の方々にインタビューをさせて頂いたり、

朝礼や会議、接客を拝見したり。

やはり、「体験する」というのは、本で学ぶこと以上の
ものが伝わってきます。

この見学会だけではないのですが、私がいつも「いい会社」を

見たり、本を読んだりするときに「何を学べば良いか」という

ことを考えます。

一般的には、「すぐに取り入れられることを学ぶ」というのが、

正しい学び方とされていますが、本当にそれでいいのでしょうか?

「良いものは徹底的にパクリなさい」と言われる方も

おられます。確かに「いいものを素直に学び、取り入れる」

ということはいいことでしょう。

ただ、私が見る限り、「いい会社」を作ってこられた経営者は、

その前に、まず自分が顧客や仕事、社員ひとりひとりの問題に

ぶつかって、どん底を味わい、深く深く考え、反省し、

どうすればいいのか考え、小さなトライを重ねていきます。

そしてようやく、自分なりの「方法」を編み出されます。

つまり、「手っ取り早く解決する方法」を簡単に求めにいく

前に「悩み抜く」のが、いい会社の経営者でした。

だからこそ、信念が生まれ、継続ができるのでしょう。


元に話を戻すと、いい会社が生み出した「方法」を真似て

果たしてうまくいくのか?

私は、本当に学ぶべきは、「手っ取り早い方法を選択しない」

とか「あきらめずやり続ける」という「精神」なのではないか

と思っています。

そして、現実の自分の会社の課題に真摯に向き合い、

その精神を活かす。もしかすると、「お手軽な方法」

を学ぼうとする精神こそ、間違っているのではないか?

いい会社の経営者のお話を聞いていると、そんな気持ちに

さえなってしまいます。

そんなことを考え、これからも「良い会社」に多くを

学ばせて頂きたい、そしていつしか私から学んだ内容を

皆さんにわかりやすくお伝えしたいとおもっています。


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