「笑顔」が絶えないデイーサービス(続)

みなさん、こんにちは!

今日は昨日の続きで、オールフォアワン
の石井社長のインタビューをご紹介
いたします。

(質問者)石井さんのお話から、ひとり一人を
本当に大切にされている様子がよく
わかります。

(石井)
「認知症の人は社会から排除されがち

 ですが、僕にはお年寄りたちが一生懸命に

 自分の存在意義を示し、一番輝いていた時代に

 戻ろうとしているように見えて仕方が

 ないのです。おばあちゃんだったら

 家事や子育て、御爺ちゃんだったら

 仕事ですね。でも、僕たちはその人が

 まったく別の世界にいってしまったように

 受け止めてしまう。そうではなくて、

 こちらがお年寄りに合わせてあげる

 事こそが必要だと思っています。

 もちろん敬意をはらったうえで

 の事ですけど、僕たちは時には息子に

 なったり娘になったり、医者になったり

 もするんです。

 91歳で亡くなったおばあちゃんは、毎日

 向き合っているうちに、御主人と若い息子

 さんをなくしたことで認知症になられたことが

 わかりました。やがて、うちの若手スタッフを

 自分の息子の名前で呼びようになりました。

 それからというもの僕たちはずっと家族に

 なりすまして、なくなる少し前にはおばあちゃんが

 よく口にした新潟に一緒に旅をしたんです。

 そのかたは、われわれをほんとの家族のように
 思ってなくなられました。

 (質問者)
 今後の介護のあるべき姿について石井さんは
 どのようにお考えですか


(石井)お年寄りも障害の持つ方も、それを

 うけいれて認め合い、許し合う場があれば

 みながイライラせず豊かにいきられるような

 気がいたします。それは決して 福祉の

 世界ではなく、文化も経済もそうだと

 思うんですね。自分たちの目線だけで

 物事を見ようとするから、すべてが狂って

 しまうような気がします。

 もちろん、ぼく自身壁にぶつかったり

 イライラすることはしょっちゅうですが

 「こんなこともあるよな」「あるある」

 と自問自答しながら、明るく笑って

 乗り越えています(笑)





 いかがでしょうか?

 介護の原点となるお話が多かったので

 
 皆様ににお伝えいたしました。

 今後のご参考になれば幸いです。



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