介護事業所様向け情報(経営)9月号①

エイジフレンドリー補助金 10 月末まで

60 歳以上の高年齢労働者にとって働きやすい職場環境を整備することを支援する制度(エイジフレンドリー補助金)の申請受付が始まっています。この制度は医療・福祉業務にも活用できる補助金で、感染予防の費用も対象です。

対象となる事業者

次の要件すべてを満たす中小企業事業者が対象です。
①60 歳以上の労働者を常時 1 名以上雇用
②労働保険に加入
③一定規模以下
③の規模は、医療・福祉では、常時使用する労働者数が法人全体で 100 人以下か、資本金又は出資の総額が 5,000 万円以下の事業者が該当します(資本金や出資金のない場合は、常時使用する労働者数により判断)。

補助金額と対象となる経費

高年齢労働者のための職場環境改善※に要した経費(物品の購入、工事の施工等)の 2 分の1 が補助されます。上限額は 100 万円(消費税を含む)です。
※補助対象となる職場環境改善策
 ・ 働く高齢者の新型コロナウイルス感染予防
 ・ 身体機能の低下を補う設備・装置の導入
 ・ 健康や体力状況等の把握
 ・ 安全衛生教育の実施
自動浴槽とリフトは対象?
入浴用ストレッチャー、リフトやこれらに対応した浴槽、自動浴槽は対象
電動ベッドは対象?
介助者の腰痛防止効果はあるものの、被介助者側の負担軽減等が主目的のため、対象外
付属の見守り装置や褥瘡防止ベッドも対象外
車いすは対象?
原則は対象外
スライディングボード使用時に片ひじが外せる等、高年齢労働者の身体的負担軽減に効果がある機能を有する車いすは対象
施設での入浴介助作業に使う機器は?
クールベストや労働者に直接冷風を当てる機器等、介助作業に従事する労働者の体温上昇の抑制に直接的な効果が期待できるものは対象

 

令和 3 年度の申請受付は 10 月末日まで。詳細は以下のホームページでご確認ください。

参考:厚生労働省「エイジフレンドリー補助金について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html

 

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