女性管理職割合「医療、福祉」トップの約50% 厚労省
厚生労働省が7月30日公表した2024年度の「雇用均等基本調査」の結果によると、課長相
当職以上の管理職に占める女性の割合は「医療、福祉」が50.4%と、全産業平均の13.1%の3.8
倍で、産業別トップとなった。常用労働者10 人以上の企業を対象に、3,231 企業が回答した。
課長相当職以上の管理職に占める女性の割合で、「医療、福祉」の次に多かったのは「生活関連
サービス業、娯楽業」で26.0%と大きく離れている。
「医療、福祉」の係長相当職以上での女性割合は53.9%、部長相当職では47.0%で、いずれも全産業でトップだった。
全産業平均ではそれぞれ15.8%、8.7%にとどまっている。係長相当
職以上の2位は「金融業、保険業」で29.8%、部長相当職は「生活関連サービス業、娯楽業」の
21.9%だった。