厚労省、ケアプランの「課題分析標準項目」を改正 解説Q&Aも通知 「記載の適正化や充実を図った」

《 介護保険最新情報 》

厚生労働省は16日、居宅介護支援のケアマネジャーらがケアプランを作る際などに用いる「課題分析標準項目」の改正を通知した

あわせて、その改正の趣旨を説明するQ&Aを発出した。介護保険最新情報のVol.11781179で現場の関係者に広く周知している。


厚労省はQ&Aに今回の改正の趣旨を次のように記した。

Q&A1|課題分析標準項目を改正する理由


これまで大幅な改正はしてこなかったが、


◯ 各項目の名称や「項目の主な内容(例)」の記載が一部現状とそぐわないものになっていること


◯ 来年4月から開始される介護支援専門員の新たな法定研修カリキュラムに「適切なケアマネジメント手法」が盛り込まれることを踏まえ、これとの整合性を図る必要があること


などから、文言の適正化や記載の充実を図った。なお、情報収集項目がこれまでと変わるわけではない。

また厚労省は、こうした趣旨を踏まえて次のように追記している。

Q&A1|課題分析標準項目を改正する理由


「項目の主な内容(例)」について、各項目の解釈の違いで把握する内容に差異が生じることのないよう、全体的に具体的な記載を増やしている。ただ、こうした内容の全ての情報を収集するよう求めるものではなく、個々の利用者の課題分析に必要な情報を判断するための例示であることに留意されたい。

厚労省は今回、課題分析標準項目の全ての項目を見直している。Q&Aでは各項目の改正の趣旨、ポイントを詳しく解説している。(介護ニュースより)

介護業界の経営 | 社会保険労務士法人ヒューマンスキルコンサルティング (hayashi-consul-sr.com)

お電話でのお問い合わせ

03-6435-7075(平日9:00~18:00)

営業時間外のお問い合わせはこちらから

相談・ご依頼の流れはこちら