「おかれた場所で咲きなさい」

みなさん、こんにちは!!

今日は、94歳で今なお現役で

活躍されている名医の方のお話を

皆様にお伝えしたいと思います。

 
 現在、行っております人間力向上研修

では 必ず「仕事観」のお話をさせて

頂いております。


「天職に目覚めるコツ」それは

目の前の与えられた仕事を、

一所懸命に行う事。そんなお話を

研修では 皆様にお伝えしています。


今日は、その言葉に関する、とても


貴重な お話をお聞きしましたので

皆様にも お伝えさせて頂きたい

と思います。


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伝説の名医と称される人がいます。


戦後、日本の小児外科の分野を開拓し、
94歳となったいまもなおクリニックの院長として
現場に立つ駿河敬次郎さん。


長きにわたり医師として活躍し続ける
その秘訣は何でしょうか。


また、これまで数多くの患者さんの命を
救ってきた体験を通して掴んだ「人生の心得」とは――。




     「谷間に咲く百合のように」


    駿河敬次郎(ノアクリニック院長)

     
     ※『致知』2015年5月号
      連載「生涯現役」より
 


駿河 おかげさまで勲章なんかも随分たくさん

   いただきましたが、

   そんなものはこの世の誉れであって、

   病気が治った子供たちやその親御さんの喜びが

   私にとっての喜びでしたね。


それに、ほとんど助からないと言われる

難病の子供を救えた時の喜びは一入でした。


35年前のことですが、タイから生まれたばかりの赤ちゃん

を連れたお父さんが私のところに訪ねてきましてね。


大変難しい病気に罹っていて手術をしても

ほとんど助からないことはすぐに分かりました。


でも僅かでも可能性は残されていたので、

そのことをお伝えした上で手術を行うことにしました。


――結果はいかがでしたか。


駿河 これが何とか成功しましてね、
   無事にタイに帰してあげることができたんですよ。


ところが後日、タイにその子の経過を見に訪れた際に、
私に会ってほしい人がいると言うわけですよ。


それでどこに連れて行かれるのかと思ったら、
タイの宮殿でした。


その赤ちゃんというのは、
タイ国王のお姉さんのお孫さんだったんですよ。
これには驚きました。


実はそのお孫さん、
いまは結婚をしていて子供もいるんです。


ついこの間も家族で私のところに遊びにきてくれました。


――息の長いお付き合いですね。


駿河 これはこの方だけに限ったことではなくて、
   手術をした子供さんの経過は必ず見るよう
   にしているんです。


手術をして切りっぱなしではいけません。
ちゃんと見続けてあげないと。


それに、そうすることでたくさんの子供たちが
成長していく姿を見ることができるので、
それが一番の喜びかもしれません。


お医者というのは、人を愛し人に愛されることが
絶対に必要だと私はずっと思ってきました。


お金持ちでも貧しい人でも区別なく
一所懸命診てあげるには、やっぱり気持ちが大事です。


人を愛し人に愛される人間になりたいと思う気持ちがあれば、
それが自然と行いに出てくると思うんですよ。


――駿河先生の患者さんに対する思いやりの心が
  伝わってきます。


駿河 そのためには、やはり置かれた場所で
   一所懸命やることでしょうね。


私の母がよく言っていました。

与えられた能力は人それぞれだけど、

自分の持ち場で力いっぱい仕事をすることで美しい花を

咲かせなさいと。


私は若い頃には小児外科で花を咲かせようと

一所懸命でしたが、

年とともにそれ相応の花を咲かせようと頑張ってきました。


高い山の上に咲く桜はもちろん綺麗ですけど、

誰も気がつかないような谷間に咲く百合の花であっても、

綺麗に花を咲かせればそれでいいんですよ・・・

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いかがでしょうか。

仕事観に関する「気づき」に満ちた お話だと

思います。

皆様方のご参考になれば幸いです。

今日も一日、張り切って行きましょう。

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