「エルダー育成研修」@埼玉県社会福祉協議会
2月3日、10日、15日は埼玉県社会福祉協議会
主催の「エルダー育成研修」の講師でした。
実はこのお話を埼玉県社協の方からいただきました
のは昨年9月に遡ります。
福祉の現場で最大の問題である「離職率低減」
「定着率向上」を改善させる方法の一つとして、
新人を受け入れ教育・指導する立場である
エルダー(チューター)を育成する研修を行って
ほしい、というものでした。
日頃から、現場のコンサルティングで感じているのは
この先輩社員が、どのように若い後輩と接したらいいのか
が分からず、悩んでいるというお話を聞くことがあります。
一方で、新人受け入れの指導・教育の仕組みが、組織として
しっかり出来上がっている法人は、新人が悩みを抱える時期に
先輩と一緒に乗り越えることができるようになるので
その結果として、職場に定着してゆくケースが多いと
聞きます。
このことは、いかに、このような「先輩社員」の存在が
大切なのかを物語っています。
そんわけでお引き受けしたこの研修の研修講師ですが、
15時間という時間で、どのような内容を
どのような方法でお伝えすればいいか・・・
私にとっても、この研修は「初物」であったので、
実際は、結構「ハラハラ・ドキドキ」でした。
でも、ふたを開けてみたら、皆さんの期待内容と、研修で
お伝えしたかった内容が、概ね一致している事を感じる
ことが出来、比較的スムーズに研修の運営を進めることが
できて、ちょっと「ホット」したところです。
今 アンケート結果を集計いただいていますので
その結果はまた ご報告いたします。
今回の研修にご参加頂い120名の受講生の方々、また
会場の準備を行ってくださった社会福祉協議会のスタッフの
皆様、3日間 本当にありがとうございました。