民間保育施設で起きた誤嚥事故、北上市が検証委員会設置へ

北上市の民間保育施設で男児が昼食中にバナナを誤嚥(ごえん)し、低酸素脳症で重い障害を負った事故で、市は6月に第三者による検証委員会を立ち上げる。3、4カ月かけて原因や背景を分析し、再発防止策を盛り込んだ報告書を取りまとめる。

 検証委メンバーは学識経験者、医師、弁護士、栄養士、保育関係者の5人で全6回の会議を予定する。関連書類や事故経過の記録などを収集し、施設関係者や保護者にヒアリングする。市の対応も検証する。

 事故は2023年6月、男児が1歳3カ月になる時に発生。救急搬送されたが脳へのダメージが大きく、運動機能回復が難しい状態となった。事業者から今年3月に事故報告書が出され、市の要因分析に関するコメントを付して国に提出している。

 検証委の報告書は市ホームページなどで公表する見通し。市健康こども部の高橋晋部長は「事故の再発防止が一番の目的。幼稚園や保育園に情報を周知する方法を考えたい」とする。(岩手日報)

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