Q 一定の服装の着用を労働者に対して強制することもパワーハラスメントになるので しょうか

A

職場での服装については、個々の企業の提供するサービス、業種・業態や社会的慣習
等を踏まえて職場において一定の指示等が行われる場合があり、業務上の必要性や相当
性が認められるものも当然あります(※)。


他方で、例えば、足に怪我をした人に対してヒールのある靴の着用を強制するような
言動などは、職場におけるパワーハラスメントに該当し得ますが、具体的には、個別の
事案における様々な要素を総合的に考慮して、職場におけるパワーハラスメントの定義
の3つの要素を満たすかどうかで判断することとなります。


※ なお、職場での服装に関し、同一の職務に従事する男女の労働者について、例えば、メガネなど社
会通念上男女双方が同様に着用するものについて、合理的な理由なく、一方の性についてのみ禁止し
たり、単に苦痛を強いるような合理性を欠くルールを一方の性の労働者にのみ強いたりすることは、
一般的に、男女雇用機会均等法の趣旨に反し、望ましくありません

 

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