福祉施設向けIT導入補助金2023ガイド
今回は、昨年より申請数が急増している IT 導入補助金について、本年度の概要を確認します。行政手続きのオンライン化や様式の標準化への対応だけでなく、業務効率化や個人情報保護の観点からも、IT 化は大きなテーマです。
介護ソフトや会計ソフトなど、幅広く
同補助金は、中小企業、小規模事業者が対象です。社会福祉法人の場合は、常勤従業員 300人以下が対象となります。
どのツールでもよいというわけではなく、登録された ITツールから選択する必要があります。単独申請の場合、次の枠があります。
① 通常枠
● 要件が少なく、最も利用しやすい枠です。
● 訪問介護支援システムや利用者管理ソフト、介護報酬請求ソフト、献立作成や栄養管理等の給食管理ソフト、勤怠管理・給与計算ソフトの導入など、広く活用いただけます。
● IT ツールは 7 分類されており、1種以上ならA類型、4種以上なら B類型を申請できます。
② セキュリティ対策推進枠
● 「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」掲載サービスの利用料を補助する制度。異常の監視や問題発生時の駆け付け、保険がパッケージ化されたセキュリティサービスです。
③ デジタル化基盤導入枠
● 会計、受発注、決済、EC のいずれかの機能が備わった IT ツールの導入を要件とした制度。
● 他の枠よりも高い補助率が設定されています。
● ハードウェアの購入費用も対象となります。
● 下限額が撤廃されたため、安価なソフトでも利用できるようになりました。
公募の詳細やスケジュールは…… IT 導入補助金 2023 ポータルサイトhttps://www.it-hojo.jp/