最高の社風の作り方 3

『コミュニケーションによる人材育成』

人が人を育てるのと仕事が人を育てるのは双方同じくらい
大切です。

人からの教育で最も大切なのがコミュニケーション。

幹部管理職は、社員と個別にコミュニケーションをする機会を

十分にもっていますか?社員個々人のキャリアについての

考えや悩みを上司がきちんと把握していますか?

毎月、全職員に一回30分の面談をしている事業所があります。

ここも最初は面談ではなく、声掛けだけでした。

「おい大丈夫か?うまくいっているか」「大丈夫です」あと

で見たら全然大丈夫でなかったというケースがよくあった

そうです。「なんでこんな大事なことを早く相談にこないの」

「こんな些細なことで悩んでいたのか、

早く言ってくれればいいのに」「どうして、ここで悩まないんだ、
 
ここだろ悩むところは」このような事が結構あったので

声がけを、面談に切り替えたそうです。つまり、よく話を

聞いてみないとわからないとという事でしょう。


毎月1回面談しているところと、期末の評価だけで面談して

いるところを比べると評価のフィードバックの納得感が

まるで違う。部下も、上司が仕事をいつも見ていてくれている

という信頼感を改めて感じるようになったという。


「大丈夫 きみならできる」

「それくらいの失敗は俺もしたことある。 心配するな」

といった支援が大事です。部下に自分は見守られている

という安心感を与えること。

「見る」と「見守る」とは全く違います。

「見る」は単に見ていればいい、見守るとは見守られる方が、

見守られているという認識しない限り何の意味もない。

見守らていると部下が思うようなコミュニケ―ションを

大切にしたいものです。

最高の社風をもっている四国のある企業では

下記にような取り組みを行っています。

ご参考までに紹介いたします。


●「私の一週間」

一週間の仕事の内容や出来事、気づき 悩みを作文のように

書いてリーダーに提出する。そして、リーダーが返事を書く。

リーダーはこのレポートをしっかり読み、個々の指導や育成に

役立てる。その中で素晴らしいものは社内のイントラネット

で共有する。


●「8人コンパ」

 ユニットごと8人に分けて、社長がそのメンバーと食事を

しながら語り合う場。社長とのコミュニケーションの場である。

社長に対して思っていること、社長がみんなに対して思って

いること直接ぶつけあう。一人一人としっかりと向き合って

いきたいと思う社長の行動の表れ。



何かのご参考になれば幸いです。


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